- 会社名
- アジャイルメディア・ネットワーク株式会社
- 業種
- インターネット広告配信、マーケティング事業
- 温泉ワーケーションの目的
- BIGLOBEからの紹介
先進的な働き方の体験による知見拡大
- お話を伺った方
- 管理部 村瀬 唯 様
管理部 川口 久瑠実 様
技術部 平井 祐未 様
- 業種
- インターネット広告配信、マーケティング事業
- 温泉ワーケーションの目的
- BIGLOBEからの紹介
先進的な働き方の体験による知見拡大
- お話を伺った方
- 管理部 村瀬 唯 様
管理部 川口 久瑠実 様
技術部 平井 祐未 様
【実証実験事例】アジャイルメディア・ネットワーク株式会社
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 様
ーアジャイルメディア・ネットワーク株式会社様の業務内容と、みなさまの担当業務を教えてください。
当社はインターネットを利用した広告配信やマーケティング事業を行なっています。特に企業に対して、SNSでのクチコミを使ったファンづくりや、アンバサダー育成の支援を行うことに力を入れています。
今回参加したのは、管理部から村瀬と川口、技術部から平井の女性3人です。村瀬と川口は管理部での上司部下となります。社内では人事・総務・法務などの管理業務から社内インフラ管理まで、社内の屋台骨を支える業務です。
平井は技術部でエンジニアをしています。サービス開発や品質管理を担当しています。
ーコロナ禍でアジャイルメディア・ネットワーク様でもリモートワークを導入されましたか?
緊急事態宣言下では、全社で8割程度の人員がリモートワークとなりました。ここ2年でオフィススペースを削減してスリム化したこともあり、緊急事態宣言が明けた今もリモートワークは続いています。今は部署ごとに週1回程度の出社日を決めている状況で、特に在宅ワークで困ることもなく業務を行なえています。ただし、管理部の二人は、業務で機密情報も扱うためコロナ禍でもほぼ出社をしていました。
ー今回「温泉ワーケーション」の体験に参加された理由はどのようなものでしょうか?
当社の代表が、BIGLOBEの担当の方と旧知だったことから、BIGLOBEから参加へのご案内をしてもらいました。私たち3人は、ワーケーションという働き方についてはニュースで知った程度でしたが、どちらかというと「時間に融通がきく個人事業主のような方ができる働き方」だと思っていました。今回体験の話がきた時「やりたい!」と思い、手を挙げて参加することになりました。
ー滞在中はどのように過ごされていたのでしょうか?
初日の午前中は移動時間になり、駅周辺で昼食をとった後、宿に入りました。チェックインまでは机と椅子がある畳の会議室で各自執務し、チェックイン後は各部屋で引き続き仕事をしました。
2日目の午前中も引き続き各部屋で仕事となりましたが、昼は伊東駅の周辺まで歩いて観光しました!木造3階建ての旧温泉宿の東海館は風情があって良かったです。映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地になったお風呂は、時間があればゆっくり入ってみたかったです。
仕事の合間に、伊東の観光名所となっている東海館のレトロな風情を楽しめた
そういえば、東海館では「ワーケーションの実証実験実施中」という告知がありました。あれは伊東市と連携してBIGLOBEがサポートしているそうですね。「パソコン持ってきて昼からここで働けば良かった!」とみんなで残念がったんですよ。
その日のランチはホテル近くのステーキレストランでランチをしたり、夜は旅館の食事と温泉を堪能したり、仕事以外でもリラックスして楽しみました。
3日目のチェックアウト後は再び会議室に移動し、定時近くまでしっかり働きました!
滞在中の食事では、伊東の新鮮な魚をはじめ、手の込んだ料理を楽しめた。
ー体験して「温泉ワーケーション」はいかがでしたか?
(村瀬) 温泉効果でぐっすり寝られて、目覚めは良いし、食事も量はたっぷりなのにお腹がすいて。規則正しく起床して食事する時間が設定されているせいか、生活のリズムが整った気がします。
(川口) 私はもともと在宅のリモートワークが苦手なんです。自宅で仕事すると私生活と仕事の切り替えが難しくて、出社した方が仕事がはかどるのですが、今回は在宅ワークよりも、そして出社よりも仕事に集中できました!
(平井) 私も個人の仕事に集中することができました。今回割と仕事に余裕があって良かったのですが、「今日までに」という締切のある業務を抱えていたなら辛かったと思います。せっかく温泉地まで来たのに温泉も食事も楽しめないと、もったいないので、事前に業務調整することは重要だと思います。
ー逆に困ったこと、感じた改善点などありましたか?
オフィスと違い旅館ということもあり、気になる点もありました。。
電源タップや延長コードなどの設備は要望すれば貸してもらえたそうなのですが、自分たちは持参したコードが届くギリギリのところに机を移動してパソコンを広げてしまい、部屋の隅で仕事をすることになってしまいました(笑)。できれば洋室で、座り心地のよい椅子と机があって、OAタップも整備されていれば使いやすかったかもしれません。
旅館の間接照明は、オフィスワーク、特にテレミーティングでは映像が暗くなり、相手側でよく見えなかったようです。
部屋の清掃時間(11時から13時)には部屋を出なくてはいけないことに、現地で気づきました。もちろん掃除を断ることもできますが、連泊なのでお願いすることにしました。あらかじめ知っておけば、その時間にはミーティング予定を入れないなど調整が可能ですので、事前情報をもらえていれば良かったと思います。
ー温泉ワーケーションのメリットは感じられましたか?
温泉に入って仕事をすると、リラックスした状態で業務に就ける感覚があり、温泉の効能を感じました。伊東のお湯は「美肌の湯」として有名だそうですが、本当に泉質の心地よさを感じました。特に伊東小涌園は源泉かけ流しだそうで、とても心地よかったです。
村瀬と川口は上司部下ですが、オンとオフを切り替えることができて、仕事では緊張感を持って、仕事以外の時間ではとても楽しく過ごすことができました。平井は普段はあまり交流がないメンバーと参加することになりましたが、滞在期間中に親しくなれましたし、良いきっかけ、良い経験になったと思います。
今回女性3人での参加となりましたが、男性がいたらどうだったか…?男女というよりも、「誰と一緒に来るか」ということが重要な気がします。3日間一緒に行動することになりますので、やはり良い関係のメンバーと来た方がリラックスできて、仕事にも好影響が出ると思います。
今回温泉宿に滞在して業務をするという経験をさせてもらいました。リラックス主体の和室と業務環境の多少のアンマッチや、事前情報の重要性も感じましたが、今後温泉ワーケーションが増えていくにあたり、私たちの経験が生きるといいな、と思います。今回宿泊した伊東小涌園は温泉宿としても風情があり、食事もおいしくて、宿のスタッフの方に大変お世話になりました。ありがとうございました!
今回ご紹介した企画が利用した宿
伊東温泉(静岡)
伊東小涌園
自家源泉から引く新鮮な美肌の湯は、飲むことも可能。「あつ湯」と「ぬる湯」の交代浴で心と体がととのいます。秘伝のタレで煮込んだ金目鯛の煮つけをぜひご賞味ください。