- 会社名
- 株式会社みずほ銀行
- 業種
- 銀行
- 温泉ワーケーションの目的
- 地域事業者の視察および社員間交流
- お話を伺った方
- 情報通信・リテールインダストリーグループ
調査役 山浦 康二様
- 業種
- 銀行
- 温泉ワーケーションの目的
- 地域事業者の視察および社員間交流
- お話を伺った方
- 情報通信・リテールインダストリーグループ
調査役 山浦 康二様
株式会社みずほ銀行
株式会社みずほ銀行 様
ー今回「ONSEN WORK」をご利用になった経緯を教えていただけますか。
以前に淡路島で事業者の視察などを行う研修を実施したことがあるのですが、和歌山県庁や取引先からお声がけいただいたことをきっかけに、今回白浜町での実施を決めました。目的は、通常とは異なる時間・空間を共有して社員の深い交流を促し、グループのさらなる一体感を醸成すること、非日常空間での業務を通して想像力を高め提案力を向上させること、地域事業者の先進的な取り組みを視察し学び、業務に活かすことです。出張時のチケット手配などを任せられる代理店はありますが、今回のように現地での視察プログラムやワークスペースの手配まで臨機応変に対応してもらえるのがONSEN WORKでした。
ー4泊5日の滞在でしたが、現地での過ごし方を教えていただけますでしょうか。
1日目は南紀白浜空港に到着後、予約していたシェアオフィスに向かい、各自の業務を行いました。海が見えて開放感があったためリラックスできましたし、貸し切りだったので集中して業務に取り組むことができました。
業務終了後、ホテルにチェックインし夕食をとりました。地のものを使った料理はとても美味しく懇親会も盛り上がりました。
2日目は土曜日だったのでプライベートで予定を組み、まずは地元のクラフトビール・ナギサビールの工場見学へ。できたてのビールを堪能した後は、観光名所の三段壁で波しぶきが迫る洞窟を見学しました。その後はアドベンチャーワールドにも行き、男だけでしたがしっかり楽しみました。
3日目の日曜日もプライベートの予定として、みかん農園の善兵衛農園を訪問。独自ブランドの立ち上げや、オウンドメディア、コミュニティハウスの運営など様々な取り組みを伺いました。また、和歌山大学の観光学部の学生を交えて、農家が企業に求めることや地方創生などについてディスカッションを行いました。今回、土日もメンバーと同じ時間、空間を共有したことでさらに関係性が深まったと感じています。
4日目は南紀白浜エアポート社の案内で、DXに取り組まれている第一次産業の事業者を視察しました。最初に伺った林業の株式会社中川では、植林に必要な重い苗木の運搬を大型ドローンで行うことで、作業員の負担を軽減し植林面積を増やすことに取り組まれていました。土砂災害の予防にもなり、SDGsとビジネスを両立されていることに感銘を受けました。
続いて、近大マグロで有名な近畿大学水産研究所でマダイの稚魚の養殖を視察し、水産業について意見交換しました。ここでは、重要な稚魚の選別作業において、ベルトコンベアに稚魚をすくい上げるポンプの流量調節を自動化されていました。
ー「ONSEN WORK」を利用してみての感想をお聞かせいただけますか。
全体を通して、朝に温泉に入り心のゆとりを持って業務を始められたことが良かったです。また、普段はビジネスカジュアルなので私服で業務をすることは新鮮でリフレッシュすることができました。事業者の視察は一種の社会科見学ですが、社会人として行うと自分たちは何ができるのかを考えられますので、自分ごと化ができます。さらに、農家の方々が集まる集会にもお誘いいただき、一緒に鍋をつつくなど地元の方々とのふれあえたのも良かったです。
今回視察させていただいた事業者は、実際に取引先に紹介させていただくなど業務にも活かせています。社内発表等も行い、参加して良かっただけで終わらないようにしています。
ー「ONSEN WORK」に対するご要望事項や、今後行いたい体験はございますか。
今回のような研修は継続的に実施していきたいと考えていますが、通常の業務だけではなく視察と組み合わせることで遠隔地で行うメリットを生み出せたので、事業者視察のメニューを取り揃えると良いと思います。
宿泊施設や業務環境については、業務で電話をすることも多いのでワークスペースに個室ブースがあれば嬉しかったです。また、長期滞在の場合はコインランドリーがあれば良いと思いました。