新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い、温泉の在り方も変わってきています。
ONSEN WORKでは、安心安全に温泉地ワーケーションを行っていただけるよう
ワーケーションを行う方へのご協力をお願いしております。

1.温泉地の状況を確認

新型コロナウィルス感染拡大に伴う各温泉地の方針を確認し、
安全にワーケーションを実施ください。

2.宿泊施設の感染症対策の確認

ONSEN WORKでは宿泊施設の感染症対策の取り組みをご確認いただけます。
安心安全の宿探しにご利用ください。

3.感染拡大に気をつけましょう

こまめな手指消毒、マスク着用、3密回避など、新たな生活様式にのっとり
感染拡大に気をつけましょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

4.体調がすぐれない場合はワーケーションを中止する

定期的な体温チェックなどを行い、体調がすぐれない場合は
ワーケーションを中止しましょう

事例紹介

集合写真

会社名
キューアンドエー株式会社
業種
ICTトータルサポートソリューション
温泉ワーケーションの目的
Z世代の考える力を鍛えながら地域に貢献する「地方共創研修」
お話を伺った方
コーポレートサポート統括本部 人事本部
ハピネス推進室
鈴木 聡子様
業種
ICTトータルサポートソリューション
温泉ワーケーションの目的
Z世代の考える力を鍛えながら地域に貢献する「地方共創研修」
お話を伺った方
コーポレートサポート統括本部 人事本部
ハピネス推進室
鈴木 聡子様

キューアンドエー株式会社

キューアンドエー株式会社 様

―今回「ONSEN WORK」をご利用になった経緯を教えていただけますか。

 取引先でもあるBIGLOBEさまから自社での一風変わった新入社員研修の取り組みとその成果について紹介があり、その取り組みに興味を持ったのがきっかけでした。その研修は、若手の育成の課題の一つである「考える力」を身につけることに加えて、仲間と協力し合うこと、地域に貢献できることに期待し、実施することを決めました。

―弊社の取り組みをご評価いただきまして、ありがとうございます! 御社の研修内容について教えてください。

若手3代(入社1年目〜3年目)19名を対象に、合宿形式の2泊3日で実施しました。コロナ禍が明けたので参加メンバーは東京、仙台、福岡の各拠点から集め、年次も地域も超えて交流させるのも目的の一つです。集合してコミュニケーションをとりながら一体感と刺激を受けながら研修できる環境を用意しました。

研修はご提案いただいたデザイン思考研修を、そのまま採用しました。ロジカルやクリティカルについては学ぶ機会も多々ありますが、自由に発想することを学ぶ機会は、これまで多くはありませんでした。この時代で会社の未来を創る若手社員にはなおさら、問題解決にあたっては、従来の発想や思考の枠を作らずに、まず多くを発想し考えをめぐらず、「デザイン思考を学ぶことが、考える力を伸ばすこと」に効果があるはずだと期待しました。

デザイン思考のテーマにしたのが「地域の課題解決」。BIGLOBEさまが2年続けて継続して成果を生んでいる方法および内容ということでしたので、私達も同じ取り組みにしました。その地域として選んだのは「福岡市博多旧市街」です。福岡市には弊社のコールセンター拠点があり、お世話になっているこの街の課題解決に貢献したいと考えたからです。その過程で観察、仮説設定、プロトタイピング、検証を行いました。

―2泊3日間の活動について詳しく教えてください。

事前にオンラインでデザイン思考の基礎を学んでから臨みました。普段接してこなかった思考法なので事前の学習をした方が、2泊3日のうちでの座学時間を効率化し、フィールドワークと実習により時間をかけたかったからです。そのうえで、今回の合宿では、1日目にフィールドワークによる街の観察と問題点や特長のあぶり出し、2日目に課題の仮説設定と解決アイデアの立案、3日目にアイデアレビューというスケジュールを組みました。福岡市からは職員の方によるオリエンテーション(市の課題説明)とアイディア発表をご覧いただき、フィードバックをいただくというご協力もいただけました。 

■1日目
・AM:福岡市へ集合
・PM:福岡市からの課題説明/チームごとのアイスブレイク/コーヒーの飲み方の観察を例にしたデザイン思考/フィールドワーク/課題抽出

「はじめまして」のメンバーもいるので自己紹介とアイスブレイク

デザイン思考で「コーヒーを飲んだ」ということそのものを五感も交えて観察

福岡市からの説明

福岡市から課題のご説明をいただきました

フィールドワーク

研修の舞台である博多旧市街へ出かけて、街を観察したり、街の人にインタビューしたりしたフィールドワーク

■2日目
・終日:課題設定/ディスカッション/課題解決アイディア立案とプロトタイピング

ディスカッション風景

ディスカッション風景

ディスカッション風景

前日のフィールドワークで感じた課題とそれに対する解決アイディアを立案。付箋を使って洗い出しを行いましたが、みな真剣に取り組んだ結果、おびただしい数に

アイデア具体化風景

アイデア具体化風景

アイデア具体化風景

アイディアを具体化していく作業は試行錯誤を繰り返して、本当に価値ある施策であるかや、わかりやすさ・伝わりやさなどを追求

■3日目
・AM:課題解決アイディア制作
・PM:福岡市へのアイディア発表とフィードバック 
・夕方:解散

福岡市への発表

いよいよ課題解決アイディアを福岡市にご説明。プロジェクターに表示して発表するだけではなく、臨場感ある寸劇も行いました

福岡市からのフィードバック

そのアイディアに対して福岡市からのフィードバック。緊張の時間です

壁一面のアウトプット

おびただしい数のディスカッション結果を壁一面に貼って福岡市の職員にもご覧いただきました

―「ONSEN WORK」を利用してみての感想をお聞かせください。鈴木さんを始めとした人事担当者からのご感想に加えて、受講された若手の方の代表的な声をいただけますか。

まず私たち人事担当者の所感です。今回参加したのが新卒入社1年目から3年目が対象で、学生時代をほぼコロナ禍で過ごしてきた受講者たち。そんな環境におかれていたので、フィールドワークで対外的な行動ができるだろうかと当初は心配しましたが、地元の方や観光客に自ら声をかけてお話しをうかがったり、道に迷いながらも相談して情報を集めきったり、室内でも手を触れ合って共同作業をしていたりする姿を見て、この「ONSEN WORK」を通じて、のびのびと仲間の温度を感じながら学ぶことの素晴らしさに気づいてもらえたであろうことに、喜びを感じることができたのが、この「ONSEN WORK」で得られた成果です。オフサイトミーティング効果を身をもって実感しました。

続いて受講生の声です。
・1日中新しい何かを考え続ける作業に楽しさを感じました。もちろん苦しい時間もたくさんありましたが、他の研修のように受け身ばかりでない環境に新鮮さを感じました。
・グループ内でのディスカッションを通し、自分だけでは考えもつかなかった意見や新しい視点を知ることができました
・限られた時間内で成果を出すことの難しさを痛感!
・チームメンバーの誰とも一度も話したことがなかったのですが、協力しながら最終的にとてもいい発表ができたのは驚きでもありました
・互いの意見を否定することなく、肯定・混成・ブラッシュアップを繰り返しながら1つの作品(施策)にたどりつけたのは充実した経験

―「ONSEN WORK」に対するご要望事項はございますか。
 製造業の職業体験や、ある地域が抱える課題について謎解きゲームのようにチームで考えながら進んでいくプログラムや、1~2日の短い日程でも参加者で「力」を合わせてゴールを目指すワークがあったら参加させたいと思います。弊社は繁忙期が各案件によってそれぞれなので、なるべく稼働調整の負荷が少なく、準備期間も短い、さっと集まって集中して1つを成し遂げるような体験ができれば、なおいっそうよいですね。

・今回のプランでご利用いただいた研修
デザインシンキングを活用した地域課題解決プログラム
https://workation.biglobe.ne.jp/onsen/plan/sdgs/sdgs03/

 

キューアンドエー株式会社様の社内ブログでも当日の様子を紹介いただきました。
https://www.qac.jp/qa-blog/2024/03/4-ONSENWORK.html

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