新型コロナウィルス(COVID-19)感染拡大に伴い、温泉の在り方も変わってきています。
ONSEN WORKでは、安心安全に温泉地ワーケーションを行っていただけるよう
ワーケーションを行う方へのご協力をお願いしております。

1.温泉地の状況を確認

新型コロナウィルス感染拡大に伴う各温泉地の方針を確認し、
安全にワーケーションを実施ください。

2.宿泊施設の感染症対策の確認

ONSEN WORKでは宿泊施設の感染症対策の取り組みをご確認いただけます。
安心安全の宿探しにご利用ください。

3.感染拡大に気をつけましょう

こまめな手指消毒、マスク着用、3密回避など、新たな生活様式にのっとり
感染拡大に気をつけましょう。
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000121431_newlifestyle.html

4.体調がすぐれない場合はワーケーションを中止する

定期的な体温チェックなどを行い、体調がすぐれない場合は
ワーケーションを中止しましょう

コラム

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ワーケーションの可能性に注目!

ワーケーションとは、旅行や帰省中の一部の時間を使って仕事をする新しい働き方です。今回は、コロナ禍で発生した様々な課題を解決しうる「温泉ワーケーションの可能性」についてお話します。

ワーケーションとは、「Work(仕事)」と「Vacation(休暇)」を組み合わせた造語で、旅行や帰省中の一部の時間を使って仕事をする働き方を指します。

新型コロナウイルスの流行がきっかけとなり、日本でもテレワークという働き方が広く普及しました。働く場所にとらわれない柔軟な働き方が普及したことにより、ワーケーションへの関心も徐々に広がりを見せています。

一方で、ワーケーションに対してはネガティブな意見も多くみられます。
「休暇中に仕事をするなんてサービス残業しろということ?」
「旅行先で仕事をして効率が良いわけがない。」
「ワーケーションができる職種は限定的だ。」
などなど。

そこで、今回は私たちONSEN WORKが考えるワーケーションの可能性についてお話します。なぜワーケーションが注目されているのか?そのワケをみなさんにお伝えしたいと思います。

コロナ禍で発生した新たな課題

新型コロナウイルスの影響により、私たちの生活は大きく変化しました。その一つが、テレワークという働き方です。感染防止策の一環として普及したテレワークですが、従業員や企業にとって様々なメリットがある一方で、デメリットや課題も見えてきました。

また、観光・飲食・宿泊業は緊急事態宣言をはじめとする人流抑制策の影響を受け、大きな打撃を受けました。

2021年11月現在、感染状況は落ち着いてきましたが、引き続き三密を回避しつつ、集客を伸ばすという難しい課題に悩む事業者も多いのが現状です。飲食店や宿泊施設では、コロナ前のようにテーブルや客室を100%稼働させることが難しくなっています。

メリット デメリット
従業員 ・仕事に集中できる時間が増え、作業効率が上がる
・長時間の通勤やそれに伴うストレスがなくなる
・通勤時間にあてていた時間を家族や趣味、勉強などに使えるようになる
・地方への移住も可能になる
・快適に仕事ができる環境が整っていない場合もあり、肩こり・腰痛に悩んでいる
・運動不足
・ずっと閉じこもっているので、心が落ち込みやすい
・職場の人とのコミュニケーションが減り、仕事が進めづらい
企 業 ・従業員の作業効率が上がる
・オフィスの縮小でコスト削減
・従業員同士のコミュニケーションの取りづらさが問題になっている
・心身の不調に悩む社員が増えた

ONSEN WORKが考えるワーケーションの可能性

このように、コロナ禍で新たな課題を抱える従業員・企業・地域ですが、ワーケーションを活用することで互いに良い効果をもたらすのではないかとBIGLOBEは考えています。
BIGLOBEは、「みんなで選ぶ 温泉大賞」で長く温泉地の方々にお世話になっており、この「地域」を「温泉地」として、温泉地でのワーケーションを推進しています。

では、具体的に温泉地でのワーケーションが、従業員・企業・温泉地にどのような効果をもたらしうるのか、についてご紹介します。

社内コミュニケーションの活性化

ワーケーションは「個人」で行うものと思われがちですが、「企業」で行うケースもあります。その一つにチーム合宿型のワーケーションがあります。

チームで集中して仕事に取り組んだり、業務以外の時間で同僚と滞在地域のアクティビティに参加したりすることで、互いの関係性を深め、職場内の良好な人間関係やコミュニケーションの促進が期待できます。

環境の変化や人間関係も含めた空間づくりは、業務効率に影響を与えると言われますので、従業員だけでなく企業にとっても、嬉しい効果ではないでしょうか。

日本古来の湯治で心身を癒し整える

日本は世界に誇る温泉大国です。古くから「湯治」という文化があり、「ケガや病気は温泉で癒す」という考え方が根付いています。温泉ごとに効能は異なり、肩こりや肌トラブル、生活習慣病など、従業員が自身の体調に合わせて温泉を選べば、よりリフレッシュすることができるでしょう。

温泉に入り、血の巡りが良くなると、頭もスッキリするので、アイデア出しや業務もはかどります。特に、絶景の露天風呂は体だけでなく、心までじんわりと癒されるのでおすすめです。

健康経営や人材定着へ

「テレワークという働き方だから、仕事と介護の両立が叶う」
「地方(地元)でワーケーションをしながら、地域の課題解決やビジネスに貢献できた」

このように、柔軟な働き方や魅力的な社内制度を通して、従業員が心身ともに健康でイキイキと仕事をしながら業績を上げていくことは、まさに企業が目指す「健康経営」に通じるものがあります。

健康経営が実現すれば、将来的には以下のようなケースも起こりうるでしょう。

・休職者や退職者が減った
・社内制度に魅力を感じて就職希望者が増えた
・社内のコミュニケーションが円滑になり、上司と部下の関係性が良く
なった

企業の制度としてワーケーションを導入するからには、その「効果」はとても重要です。

最近では、全国でワーケーションの実証実験が行われ、ワーケーション前後で従業員のストレス値や業務効率などを定量的に計測したり、従業員の満足度をアンケートで集計したりと、ワーケーションの有効性に注目が集まっています。

平日の集客増と地域経済の活性化

従業員が平日にワーケーションで温泉地を利用すれば、温泉地の課題である「平日の集客増」を期待できます。従業員としても、混雑を避けて平日に旅行や移動ができるというメリットがあります。

また、平日の集客が増えれば、地域経済も活性化します。ワーケーションプログラムがきっかけとなり、企業と地域とで協業し、新たなビジネスを創出することもあるでしょう。

最近では、テレワークが普及したこともあり、地方に移住する人も増えました。ワーケーションを活用して、気になるエリアに長期滞在することで、地域の人や文化に触れ、移住を決める人もいるでしょう。

ワーケーションを前向きにとらえることで見えてくるもの

今回はワーケーションの可能性について、お話ししました。
ワーケーションには、これという決まった型はなく、企業によって様々なケースが考えられます。従業員、企業、地域が抱える課題解決の一手段として、ワーケーションを前向きにとらえ、積極的に推進していくことで、皆さんと一緒に日本の明るい未来が作れるのではないかと考えています。

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